manual

1-1. 内容物

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  • DOMINATOR 本体
  • バッテリー
  • 充電器
  • 充電器用ケーブル
  • クイックセットアップガイド 兼 保証書

※本製品ご使用前に、付属のクイックセットアップガイドをよくお読みください。

1-3. DOMINATORの各種モード

本体には、”Execution Mode”と”Transform Mode”の 2 つのモードが搭載されています。

Execution Mode(執行モード)

Execution Mode (執行モード) は、本体の先端部にある内蔵カメラによって、対象の犯罪係数を計測し、数値に応じた執行が可能となるモードです。

Transform Mode(変形モード)

対象の犯罪係数の測定を行わずに、変形動作、発射動作を確認できるモードです。
※工場出荷時は Transform Mode に設定されています。

1-4. ご利用の準備

バッテリーの充電方法

ご使用の前に、同梱の充電器でバッテリーを充電してください。また、バッテリーの残量が無くなった場合(グリップを握っても電源が入らなった場合など)は、バッテリーを本体から取り外し、付属の充電器と充電器用ケーブルを使用して充電してください。

バッテリーの挿入方法

下図に従い、グリップ部のカバーを開きます。
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下図のバッテリーラベルを参考にしてバッテリーを挿入してください。
※グリップを握ったままバッテリーを挿入をしないでください。グリップ内部のタッチセンサーが正常に動作しない場合があります。

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2-1. アプリ連携・インストール設定

アプリの概要

スマートフォンアプリと DOMINATOR を連携することで、Execution Mode(執行モード)、Transform Mode(変形モード) の切り替えを含むすべての機能が利用できます。

スマートフォンをお持ちでない方は、Transform Mode(変形モード) のうち、トリガー操作で Paralyzer と Eliminator を切り替えられる「USER CONTROL」モードをご利用いただけます。詳しくは 「Transferom Mode」の項をご覧ください。

※スマートフォンアプリの設定は本体に保存されます。モードを変更した場合、次回以降はスマートフォンがなくても設定したモードで利用できますが、Execution Modeでは写真撮影や画像のプレビューができないといった制約があります。

※※アプリは本体と連携した時のみ利用可能です。アプリ単体での利用はできません。

インストール・接続設定

サポートしているバージョン(※)のiOS / Android 端末で下記のバーコードを取り込むか、ブラウザ等で http://dominator.cerevo.com/app へアクセスしてアプリをダウンロードします。
※対応OS : iOS 8.4 / Android 4.4 以上

app download barcode link

アプリを起動する前に、ご使用になる端末の Wi-Fi 設定画面で接続したい DOMINATOR の Wi-Fiアクセスポイントを選択し ([Dominator-XXXXXXXX]で表示されます) 、パスワードに [dominator] を入力してください。

端末の Wi-Fi 設定画面には[Dominator-XXXXXXXX]で表示され、XXXXXXXXは本体ラベルに記載されたシリアル (SBLXXXXXXXX) からSBLを除いた番号が表示されます。

2-2. アプリ画面説明

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  • Character (キャラクター選択)
    • キャラクターを選択し、ユーザー認証時の使用者、読み上げるキャラクター名を変更できます。不正ユーザーを選択し、赤色に点灯するドミネーターを再現することも可能です。
  • Transform Mode (変形モード)
    • Transform モード(変形モード)は、対象の犯罪係数の測定を行わずに、変形動作、発射動作を確認できるモードです。
  • Execution Mode (執行モード)
    • Execution Mode(執行モード)は、本体の先端部にある内蔵カメラによって、対象の犯罪係数の測定を擬似的に行い、数値に応じた執行が可能となるモードです。
  • Setting (各種設定)
    • 各種設定の変更・調整をする事が可能です。
  • Sound Test (サウンドテスト)
    • 音声ガイダンスを再生し確認するための機能です。
  • About (このアプリについて)
    • 本製品の概要や開発クレジットの表示を行います。

2-3. Transform Modeの操作方法

アプリから「Transform Mode」を選択します。
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設定を「PARALYZER ONLY」「ELIMINATOR ONLY」「USER CONTROL」から選択します。

  • PARALYZER ONLY : 変形をParalyzer、犯罪係数の読み上げをアンダー100に固定します。
  • ELIMINATOR ONLY : 変形をEliminator、犯罪係数の読み上げをオーバー300に固定します。
  • USER CONTROL : トリガーの半押しによって、Paralyzer、Eliminatorへの変形を交互に行います

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電池を挿入した状態で一度グリップから手を離し、本体が水平になるようにグリップの部分をしっかりと握ってください。LEDが青緑色に点灯し音声が再生されます。

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PARALYZER ONLY、ELIMINATOR ONLYではトリガーを全押しすると本体から発射音が再生されます。USER CONTROLではトリガーを半押しすると、本体がParalyzerからEliminatorに、またはEliminatorからParalyzerに変形します。トリガーを全押しすると、本体から発射音が再生されます。

※工場出荷状態では Transform Mode に設定されています

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2-4. Execution modeの操作方法

アプリから「Execution Mode」を選択します。

電池を挿入した状態で一度グリップから手を離し、本体が水平になるようにグリップの部分をしっかりと握ってください。LEDが青緑色に点灯し音声が再生されます。

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アプリの画面にはカメラの画像が表示されます。人物に向けて本体を固定し、トリガーを半押しすると対象の犯罪係数を測定します。測定が完了すると犯罪係数を音声で通知するほか、犯罪係数に応じてParalyzerまたはEliminatorへ変形します。

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条件は以下の通りです。

  • 犯罪係数100未満: Paralyzerに変形します。ただし、執行対象では無いためトリガーロックされます。
  • 犯罪係数100以上、299以下:Paralyzerに変形ます。
  • 犯罪係数300以上:Eliminatorに変形します。

犯罪係数の測定完了後、アプリの画面上では犯罪係数が対象に重なって表示されます。さらにトリガーを全押しすると発射音を発し、アプリの画面を写真としてスマートフォン・タブレット本体に保存します。(お使いのスマートフォンによって写真の保存に本体側で許可設定が必要な場合があります)。発射後、本体がEliminatorの場合、Paralyzerの状態へと変形します。

2-5. Character(キャラクター選択)

キャラクター選択メニューでは、15のキャラクターを選択することができます。また、不正ユーザーを選択すると本体のLEDが赤く点灯し、トリガーがロックされた状態になります。

なお、キャラクター選択時に表示される各キャラクターの説明文には、物語の重要な鍵となる内容を含んでおりますのでご注意ください。
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2-6. Sound Test(サウンドテスト)

Sound Testは、DOMINATOR の音声ガイダンスを再生し、確認するための機能です。
三角形の再生アイコンをタップすると、各音声ガイダンスの再生が始まります。
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2-7. Setting(各種設定)

Settingでは、DOMINATOR の様々な項目について、設定・変更・調整を行います。
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  • Luminance : LEDの明るさを0-30の間でレベルメーターをタップして設定します。
  • Transform Speed : 変形時の変形速度をNORMAL、SLOWから選択します。
  • Volume : 音声ガイダンスの音量を 0-30 の間でレベルメーターをタップして設定します。
  • Speaker:音声ガイダンスの出力を、DOMINATOR本体または、スマートフォンのどちらから再生するか選択します。
  • Help Voice : アプリ上で各種モードへ入った際に再生されるヘルプ音声のオンオフを切り替えます。
  • Photo : Execution Mode において、トリガーを引いた際に写真を撮影するかしないかを選択します。
  • Auto Sleep : グリップから手を離した状態では、LEDは消灯しますが、Wi-Fi接続はされたままで、タッチセンサーによる起動をすぐに開始できるスタンバイ状態となっています。Auto Sleep ON時には、スタンバイ状態から10分経過すると、Wi-Fi接続を切ったスリープ状態となり、バッテリーの消費を抑えることができます。この場合もタッチセンサーによる起動が可能ですが、本体の起動を待つため、認証開始まで数秒かかります。

工場出荷時の本体の設定は、以下の通りです。

  • Charactor : 常守朱 監視官
  • Mode : Transform Mode – USER CONTROL
  • Settings – Luminunce : 最大
  • Settings – Transform Speed : NORMAL
  • Settings – Volume : 最大
  • Settings – Speaker : DOMINATOR

2-8. about(このアプリについて)

Aboutでは本製品の概要、ならびにアプリのバージョン番号の表記、開発スタッフクレジット、アプリ開発に伴う、各種サードパーティライブラリなどを表示します。
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3-1. ご使用に関する注意事項・その他

注意事項

  • 本体の落下は故障や破損の原因となります。また、思わぬ事故や怪我に繋がる可能性がありますので、 取り扱いには細心の注意を払ってください。
  • 長時間の使用により、本体が熱くなる可能性があります。異常な発熱を感じた場合は、直ちに使用を中止し、本体からバッテリーを取り外してください。
  • 本体を左右45度以上傾けた状態で変形させないでください。変形が正常に行われなくなり、故障や破損に繋がる可能性があります。
  • バッテリーの端子および充電器の端子に触れないでください。端子の腐食により接触不良等の原因となる可能性があります。
  • 本体・バッテリー・充電器を分解しないでください。故障や破損、出火の原因となります。また 分解された場合は、補償およびサポートの対象外となります。
  • 付属のバッテリーおよび充電器以外のご使用は故障や破損の原因となります。
  • 雨天時等、本体に液体がかかる状況でのご使用は故障・破損の原因となります。
  • 本体の動作保証温度である5 – 35度(摂氏)の範囲内で使用してください。
  • バッテリー挿入時や本体変形時は、本体内部に異物などが混入しないようご注意ください。
  • 本体を無理に操作したり強い衝撃を与えたりすると、故障や破損の原因となり、思わぬ事故や怪我に繋がる可能性があります。
  • トリガーを強く引いたり、引いた状態で長時間放置したりすると故障の原因となります。
  • 指定外の持ち方で本体を動作させたり、変形部を指で押さえたりする行為は、故障や破損、指挟みなど怪我に繋がる可能性があります。
  • グリップセンサーは微小な信号を扱うため周囲環境や温度変化に依って誤検出することがございます。手以外にも周囲の物を検出するため、置いた状態でも反応することがあります.誤検出した場合はバッテリーを入れなおしてください。
  • 小さいお子様の近くでのご使用、小さいお子様の手の届く場所への保管はおやめください。
  • 変形により一部塗装が剥げる可能性がございます。不具合ではありませんので、予めご了承ください。
  • 個装箱は、商品の運搬・保管用のため保証の対象外です。

PSYCHO-PASS で描写されている DOMINATOR との違い

  • Decomposerには変形いたしません。
  • アニメ本編の音声ガイダンスは指向性を持っており、使用者のみが音を聴く事ができる設定ですが、本製品ではスピーカーからの音声再生となっているため、射手(手に持っている方)以外も聴くことが可能です。
  • Execution Modeにて計測された犯罪係数が100未満の場合や、不正ユーザー時のトリガーロックは物理的にはロックされず、トリガーを引くとクリック音のみが鳴り、トリガーロックされている状態を効果音で表現します。
  • アニメ本編では、シビュラシステムが判定した犯罪係数などの付随情報を射手の網膜に直接投影します。本製品では、アプリケーションとの連動により擬似的に体験することができます。

その他

その他 Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates, uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:

  • Reorient or relocate the receiving antenna.
  • Increase the separation between the equipment and receiver.
  • Connect the equipment into an outlet on a circuit different from that to which the receiver is connected.
  • Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.